教科書で見たことある富岡製糸場に行ってみた
どもども、ゆーきです!
ついこの間、人生で初めて富岡製糸場に行ってまいりました!
誰しも教科書で見たことある富岡製糸場。それがなかなか面白く、歴史も学べたので、今日はそんな富岡製糸場をご紹介します!
富岡製糸場とは?
富岡製糸場は世界遺産に認定されており、明治5年に建設された日本で最初の製糸場です。
当時は生糸が盛んに輸出されていたので、政府のお偉いさんが、
「今生糸の需要半端ないから外国人指導者を呼んで製糸場作ってもっと儲かろうぜ!」
と考え富岡市に製糸場を建設しました。
そして全国から女子(工女と呼ばれる)を集めて操業されました。
ずっと黒字経営をしていなかったみたいなのですが、高品質を重点に置いた生糸は世界からは高い評価を受けたそう。
そこからいろんな会社に買い取られたり合併しましたが、日本の製糸業の衰退とともに1987年3月に停止し、富岡市に寄付されました。
現在では、当時の歴史を学ぶことができる施設になり、場内に入ることができます。
早速突撃してみた
日曜日ということもあり人がめちゃめちゃいらっしゃいました。
観光地として結構人気なのかも。
早速目の前の建物に入ってみました。
中は資料館になっていて、富岡製糸場の歴史について学べることができます。
ちなみに資料ばっかりだと字が多いので、でかいスクリーンで映像として歴史を学べるスペースもあったのでありがたき!
実際に製糸体験した!
右手で鍋をかき回しながら左手で糸を巻き取る。。。なかなか難しいじゃねーか!!
右手と左手で別々の事をしなければならないのでポンコツなあたしゃ難しかったです(笑)
モノホンの蚕ちゃん達
普段幼虫は見慣れてないのでびっくりしてしまうかもしれませんので画像は少し小さめに。。。
ショーケースに入っていたので模型かと思ったらまさかの本物。
急に動いてびっくりしました。
気になる工女の労働条件
昔だからきつい環境でブラック企業だったんじゃないの?
いえいえそんなことはありません。と言いたいけど何とも言えない。
勤務時間は年平均一日7時間45分
休日は日曜日、そのほかに暑休や年末年始休暇など
給料は能率給で8等級に細分化されていて、上位はインセンティブがもらえる
福利厚生は宿舎アリ、食事は支給、毎日の入浴、場内に診察所があり診察料は無料
以上が労働条件になります。
見てみると好条件なのですが、労働時間は季節によって変わります。というのも当時は場内に灯りを付けていなかったので、自然光を利用して操業されていたので、夏の労働時間は約11時間ほど、ですが冬は短いです。
こう聞くとブラックに映るかもしれませんが、当時は毎日ご飯が食べら、寝床もあり、場内の診察所に行くこともできたのですごい恵まれた環境だったみたいです。
そして2階に上がってみると、、
蚕保存倉庫でございます!
実際にその場にいると不思議な感じがします。言葉にはうまく表現できない、、、←勉強してきます。
結構広かったのでたくさんの蚕が積まれていたのでしょう。
何と窓には鼠小僧と書かれていたり、的を書いてダーツみたいなことをしたりと当時の面影を感じました。当時に書かれたのかは知らんよ(笑)
別棟に行くと現在の絹糸製造機がありました!
現在もこの機械と同じタイプが稼働しているみたいです。
ほぼ全自動でやってくれるみたい。便利な時代だなぁ
この写真に写っている奥の建物が工女の寮みたい。
それより隣の桜に目が行ってしまう(笑)
以上!
富岡製糸場は歴史を学ぶ事が出来たり、施設を見まわったりと、なかなかボリュームがある施設でした。
まだまだご紹介したいのですが長くなってしまうので続きは実際に足を運んでみて見てください!
それでは、またお会いしましょう( ´∀` )